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R3 ファーム ㊲ 落胆から1年 里芋の試し掘り


 23日 この頃に毎年 贈答品にするためもあり 里芋の試し掘りをしています
ここの地域で育てている品種 土垂れ は本来11月中旬以降に本掘りとなります

3・37-0
                                      昨年の里芋

 昨年8月畑の土を湿らす雨が降らず 干ばつの為掘った芋の9割程が 割れや生育不良により廃棄
となりました
灯油ポリでの水遣りはしていましたが 茎葉を維持させるだけで芋までいかなかった

親父が管理していた頃からこれまで こんな酷い事になったのは初めてです
上画像のような状態を見て唖然とした事 本掘りでの悲しい気持ち 自然を相手にする怖さ 廃棄する
時の辛さ 本業ではないが農業の厳しさの一端を思い知らされました

3・37-1

 今年の種芋はこんな酷い時の芋 しっかり育ってくれるか心配でした
また干ばつになったらと敷き藁用に麦を栽培したり 水遣り用に灯油ポリを5本準備していた

が! 雨が多い今年 それだけなら嬉しい誤算だったが 気温が低いのは想定外
お盆休み中や9月初旬に 最高気温が25度に届かなかったり 10月しばらく夏日が続いていたら
一晩で一気に気温が下がり最高気温が15度 (*_*; とか 芋自体の生育期にそれがどう影響するか
心配でしたね

その低温のせいか 上画像の茎葉の状態は 例年の一カ月先の本掘りの時期と同じような状態ですよ

3・37-2

 上画像 左が 土垂れ 右は新潟五泉の 絹乙女 試し掘りは 土垂れ 絹乙女については本掘りの
時に触れます

本掘り時期と同じようなとは まだ青々した葉に 茎がしっかりしたのもあるのが違いです
里芋も こんな気象状況に戸惑ったのでしょうかね

3・37-3

 今年は殆ど親芋を種芋に使ったが 唯一しっかりしていた子芋を植えたので 比べてみる事に

上画像下のカットされ 茎が沢山あるのは親芋 親芋だと茎が沢山生えるので7月初旬までは芽を
欠いていたが それ以降は放置したのでこんな有様 (^^;

上画像上は子芋の方 細い茎が数本伸びた程度です

3・37-4

 芋が付いているだろうという範囲を想定して 少し広めの所にスコップを入れ 少しずつ掘り上げ
全体が持ち上がるようになったら引き抜く 前日雨が降ったので土が多く付き重い (T_T)

二株でタライに満タン 工場へ持ち帰り 洗って見ないと分からないが見た目には良さそう

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     種芋が親芋
3・37-6
     種芋が子芋

 親芋の方がサイズの小さいのが多いが 密集していない外側には大きいのがあり 数は付きますね
子芋の方は平均サイズは大きいが数が少ない

種芋を親芋にした場合 密集させないよう茎を離れた所のみにし 近い所の芽は欠けば 質・量共に
良くなりそうだが そう上手く出来ないものなのだろうか

7月初旬以降の出た芽は欠かない方がいいと記憶しているのだが 来年試しに数株 芽を欠いてみよ
うかな

もし そんな事をしたら駄目という事等を知っている方がおられましたらご教授下さい <(_ _)>!
 
3・37-7

 上画像は二株をバラした全数

この時期にしては まぁいい方だろう 何よりも掘って見なければ分からないだけに 無事に育って
いた事に安心した

今現状の枯れ方で 本掘りまで生育が進むか心配だが それなりに収穫は見込める
昨年不作で送れなかった友人に喜んで貰えそうです^^




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コメント

非公開コメント

No title

豊作みたいで良かったです
昨年は、親芋を種芋に使ったところ、茎は大きく、イモは小さいのが多かったです。
今年は子芋を種芋にしました。茎は細かったですが、大きな芋がしっかり入りました。
来年も子芋を種芋にしようと思います

ホゴ丸さん

 昨年の影響を受けず 気温が低い日が続いても育ってくれたので安堵しました
干ばつには対処できるけど 気温が低いのと日照不足は どうにもならないですからね
親芋が種芋だと最初の育ちがいいので 何とか茎数を制限して上手くいかないののですかね~ (^^;